2004年2月11日


蔵王にはエメラルド色の神秘的な火口湖があります。

その火口湖は、通称「お釜」と呼ばれ、
蔵王のシンボル的存在となっています。

夏は大勢の観光客で賑わう「お釜」ですが、
冬はどんな景色を見せてくれるのでしょう?

宮城県側からみた朝の蔵王。
スッキリ晴れ渡り、絶好の登山日和です(^0^)/
山の冬晴れって、貴重なんですよねー。

宮城蔵王のすみかわスノーパークに到着。
途中までここのリフトを利用します。
ますます天気もよくなってきました(^^)

この緑の自動車は、樹氷鑑賞ツアー用の雪上車です。
吹雪でも一気に樹氷原まで運んでもらえます。
往復乗車は予約が必要なんだよ。

朝8時30分、リフトが動き出しました。
幻想的なお釜を目指して、出発で〜す。
ゴトン、ゴトン・・・(^o^)

リフトを降りると、前山と杉ゲ峰の
雄大な景色がとびこんできました。
上のほうには樹氷ができています(^^)v

目指すはあの刈田岳山頂です!
山頂から見るお釜、綺麗なんだろうな〜。
雪上車で踏み固められた道をのんびり歩きます。

樹氷も沢山出来ていて、とてもキレイ!
こんなキレイな風景を独り占めして、
とても贅沢な気分です♪

前山の樹氷原はとても迫力がありました。
最近、暖かい日が続いたので、
少し溶け気味かな〜。

ここから有料道路にります。
でも、冬の料金所は無人なので、
お金を払わずに通過できました。はっはっは〜(^o^)

40キロ規制の道路標識も
こんなに埋もれてしまいました。
冷たいでしょうが、春まで我慢してもらいましょう。

雪の上を強い風が吹くと
こんな不思議な模様ができます。
シュカブラって言うんだって。

はぁ〜。やっと刈田岳山頂に到着しました(^0^)v
神社と鳥居はすっかり樹氷化していて
とても迫力があります。

後ろを降り返り、
お目当てのお釜を見てみました。
ん〜、この景色が見たかったんだ〜。

夏は観光客で賑わう山頂レストハウスも、
この季節は雪に埋もれ、
カチンカチンに凍りついていました。

お釜がよく見える場所まで移動してみました。
あまり近づくと危険なので、
そーっと、そーっと・・・忍び足で・・・

山頂付近には雪の造形がいっぱい♪
海老の尻尾のような雪の上で、
お昼寝をしてみました(^^)/

刈田岳山頂の神社を見ながら
お昼御飯を食べました
ビールもよく冷えて、巧いな〜。プァ〜(^o^)

下山は剣ゲ峰、駒草平経由です。
あまりヘンな場所に行くと、
遭難してしまうので、気をつけましょう。


午後3時、すみかわスノーパークに
無事に下山届けを提出し、蔵王の山旅は終わりました。

久しぶりの登山なので、足が筋肉痛になりそうです(TT)




終わり